GTM(Google Tag Manager)使ったことなかったので使ってみた
※記事公開後、設定において事故起こしたことが発覚し、その経緯・注意点について最後追記しました。
どうも、B-K-Cです。
今回はGTM、Google Tag Managerを初めて使ってみました。
Google Tag Managerとは
タグマネージャーヘルプより引用
Google タグ マネージャーとは、ウェブサイトやモバイルアプリに含まれる「タグ」(トラッキング コードや関連するコードの総称)を素早く簡単に更新できるタグ管理システムです。タグ マネージャーのコードの一部をプロジェクトに追加すると、ウェブベースのユーザー インターフェースから、分析と測定のタグ設定を安全かつ簡単にデプロイできます。
システムとかこういうツール自体の設定や設計をやってなかった人からするとですね、マジで何言ってるかわかんないわけです。
とりあえず使ってる人たちの話を聞いてると、アナリティクスとか含めて色々分析とかで使えるっていう事だったので、細かいことはおいといてやってみるかということでやってみました。
※簡単にいうと、リスティングのコンバージョン計測やその他リンクをクリックしたりした数やウェブサイトのコンテンツがどれぐらいスクロールされてみられているとか、そういったイベントタグを管理できるツールで、PC・モバイルや複数サイトの管理もできるらしいです。
GTMの設定~トリガーはスクロール距離でやってみる
やってみようということですが、そもそも私のサイトは基本的にコンバージョンが無いので、測定する項目どうしようかなーと思って色々調べてみたんですけど、さきほども書いたようにコンテンツをどれぐらいまでスクロールしたかどうかを計測することが出来るらしいので、今回はそれをトリガーにして設定することにしました。
【今回参考にした記事】
<タグマネージャーヘルプ>
https://support.google.com/tagmanager/answer/7679218?hl=ja
<アユダンテ株式会社-コラム>
https://ayudante.jp/column/2017-10-24/13-04/
<どんぐり>
https://seo.kunugi-inc.com/archives/127
<株式会社プリンシプルーブログ>
https://www.principle-c.com/column/ga/tag_manager_scroll/#__143369951.1571560541
基本的には各参考記事の内容をほぼトレースするような形で設定していったので、今回のブログそこまで読まなくても、他の記事読んでいただけたらそっちの方が早いかと思います。
GTMの設定やっていきましょう
さて、早速やっていきましょう。
私GTMは超絶初心者なので、余計な事言うよりはまずはどんどんやっていきましょう。
<今回やること>
1.GTMの初期設定
3.スクロール距離のタグ設定
4.データポータルで可視化
<備考>
1.設定対象サイトは当SEOブログ
2.WordpressテーマはCocoon
以上の内容でやっていきます!
GTM設定からデータポータルまで一気にいっちゃいます
1.タグマネージャーにログインしアカウントを作成しましょう

2.アカウント情報の入力をしましょう

3.利用規約を確認して同意しましょう

4.Wordpressにコードを入れるので「GTM…」というコード部分をコピーしましょう

5.Cocoon設定→アクセス解析・認証→Googleタグマネージャ設定にコピーしたコードを入力

6.サイト側の設定は完了!まずは新規トリガーを作りましょう

7.トリガータイプの選択→スクロール距離を選びましょう

8.発火する条件設定を色々色々入力していきましょう

ここは少し補足いれますね。
・スクロールの方向として縦スクロールなのか横スクロールなのか、両方なのか設定
└今回は縦スクロールを設定
・どれぐらいスクロールしたら計測するか(発火)設定
└ページの割合もしくはピクセル数の指定が可能、今回は割合で設定
・トリガーの発生するページを設定
└すべてのページを設定するor任意で指定したページを設定
設定によってはざっくりした割合での計測もできますし、めちゃめちゃ細かい計測とかも可能です。
私が設定したのは10%,25%,50%,75%,90%の位置にスクロールされたらそれぞれ発火する仕様です。
※計測の仕方としては90%までスクロールすると10%〜75%もそれぞれ発火するのでご注意
8-2.特定のディレクトリを設定するとこういう感じになります

9.トリガー設定は完了したので、次はタグを設定していきましょう

10.タグの設定とトリガーの設定が必要(トリガーは⑧の工程で完了)

11.今回はアナリティクスを連携させていきます(連携という言い方で正しいか不安)

12.トラッキング設定を行いましょう

ここに関しては変数の詳細の理解が一部出来ていて一部はふわっとしているので、あまり細かいことは説明しません、てか出来ません。
スクロールをもとにヒットさせるっていうのとその値をパーセントとして表示させるよっていうようなやつとかの設定になってる感じです。(違ってたらごめんなさい)
参考記事の設定を引用してとりあえず組んだって状態です。
12-2.アクションの設定はこちら

12-3.ラベル設定は変数組み込みの項目から選択

12-4.変数の設定はアナリティクスのトラッキングコードを参照して入力しましょう

12-5.アナリティクスのトラッキングコードの確認箇所

13.トリガー→タグ設定が完了!動作確認していきましょう

14.プレビュー状態になりました(ワークスペース上部にプレビュー中のワークスペースと表示)

15.プレビュー状態で実際のサイトにアクセスして発火条件を満たしましょう(この場合スクロール)

16.アナリティクス→リアルタイム→イベントで発火確認出来たらタグ設定オーケーです!

という感じで、タグの設定が完了しました。
あ、今の段階だとまだプレビューの状態なので、リアルタイムで発火確認が出来たら公開設定しておくのを忘れずに!
そして、リアルタイムではすぐに数字が出てきますが、イベントの統計データにはすぐに反映されるわけではないので、設定した翌日とかに見ると出てくると思います。
※すぐに確認が出来なくて焦った本人が言うので間違いないです。
設定した当日に集計データが見れなくてちょっと不安になってるどうも、僕です。
そして後日、、、
おとなしく待っていたらちゃんとイベントデータ反映されました。
takanoさん、Rayさんその節は本当にありがとうございました。
17.アナリティクスでイベントの集計データを確認しましょう

17-2.イベントアクションを確認してみましょう

17-3.イベントラベルを確認してみましょう

イベントラベルに「10percentvertical」というのとただの「10」という数字だけのラベルがありますが、実は数字だけのものは、ラベル設定を最初「Scroll Depth Threshold」だけで行ってたものだったのですが、その後に参考記事ちゃんと見てですね、ラベルを追加したので「percentvertical」が付いたものと二種類見えています。
特に気にしないでください。
18.データポータルで可視化してみましょう

最後はデータポータルとアナリティクスをつなげてレポーティング化を行ってみました。
各チャネルからのアクセスユーザーにおいて、どれぐらいちゃんと読まれているか可視化してます。
問題としては、全体のイベント数に対しての割合でグラフの大きさが設定されているので、少ないアクセス数のチャネルは見えづらいという部分があります。
一度スプレッドシートかなにかにまとめて、各チャネルごとの総数に対して各ラベルの割合を算出させて連携させれば違った見た目には出来そうですが。。。やりませんけど。
ちなみにイベントのピボットテーブルの上部は、各チャネルユーザーで滞在時間の違いとかあるかなと思って作ったんですけど、twitterユーザーによる滞在時間が圧倒的に長いのが特徴的でしたね。
温かいフォロワーの皆さんがこんな私のつたない記事を見てくれてるんだなと。
とりあえずはGTMの設定どうにか出来たんじゃないでしょうか?
という感じで、全然理解できていない部分も多いですけど、ひとまず設定自体は出来たんじゃないでしょうか?
今回設定したスクロールイベントも、参考記事を読んでみるとまだまだ色々な設定を行ったり出来るみたいですし、まだ触っていない変数もたくさんあったり勉強し甲斐しかないですね(笑
本当はGTMの本とか読んで理解してからやるのが良いかもしれないんですけど、とりあえずは真似でもいいから実際に触ってやってみるってのが一番早いかなと思っているので、知識の部分はあとからでもいいので、トレースしながらやった感じです。
実際やってみて色々分かることも分からないことも改めて認識も出来ましたし、これは確かに色々と出来ること増えそうだなとちょっとわくわくしてきてます。
もう少し新しいタグとか触ってみて、改めてなんか本とか買ってみようかなって思ってます。
twitterで良くして頂いてる皆さんには今後も色々教えてもらえると助かります^^
後日談:注意!トラッキング設定事故ってました!!直帰率がエライことに
記事公開後、記事を読んでいただいた渋谷さんからこのようなお言葉をいただきました。
???
一瞬どういうことだと理解できなかったのですが、非インタラクション ヒットというのが、イベントが起こったことを「遷移とみなすかどうか」という意味合いがあるらしいです。
ということは、実際には直帰のユーザーでも10%以上スクロールさせて発火しちゃった段階で「遷移」という扱いになるので直帰率に影響が出ちゃうということです。
(恐らく理解あってるはず・・・)
で、このご指摘頂いた上で即アナリティクスを確認してみるとエライことになってました(笑
(いや、ホント噴いちゃいましたびっくりしすぎて)

とりあえずこれ見たら一目瞭然ですね。直帰率の推移がえっぐい動き方してます。
明らかに不自然すぎる動きですが、これが設定したGTMのタグ設定によるものだとは・・・

ということなので、タグの設定の時の非インタラクション ヒットについてもちゃんと理解しておかないと怖い事故が起きるかもしれないということですね。
渋谷さん本当にありがとうございました。
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