モバイル ファースト インデックス(MFI)
どうも、こんにちは。B-K-Cです。
(毎回出だしどうしようか悩むな)
今回はタイトルに書いてますがモバイル ファースト インデックス(MFI)についてや、実際のMFIの通知がどんな感じで来るのかなどやっていきます。
以前からモバイルファーストインデックスの通知は来ていたんですけど、旧ver.のサーチコンソールでしか見たことが無かったのですが、新ver.のサーチコンソールでも通知が来ていたので思いついた感じです。
そもそも、MFIってなんですか?
本当にいまさらながらの話すぎて、耳タコな人達ばかりかと思いますがそもそものMFIとはなんぞやという部分とかレスポンシブとか簡単に話しておきます。
今回もざっくりと!
登場人物紹介

とあるサイトのオーナー

B-K-Cです
MFI対応としてレスポンシブウェブデザインの提案もらっちゃった

最近、お付きあいしてる制作会社からうちのサイトをレスポンシブにした方が良いって言われたんですけど、どうなんですか?

確かサイトは”example.com”でしたよね?
モバイルは”example.com/sp/”のサブディレクトリですね。

そうなんです、そのサブなんとかってやつで。
よくわからないんですけど、これからはモバイル ファースト インデックスになるから、レスポンシブに作り変えたほうがいいよって話になって。
制作会社からレスポンシブの提案来るかは実際わかんないんですけど。
まあ、モバイル未対応のサイトやモバイル対応してるけど、サブドメイン方式・サブディレクトリ方式のサイトに関しては、レスポンシブウェブデザインでの対応を進めてくるコンサルは多いですね。

モバイル ファースト インデックス、MFIと言われますが、従来PC向けのコンテンツをGoogleはクロール・インデックスして評価をしていたけど、MFIによってモバイル向けのコンテンツをクロール・インデックスして評価をするようになるってものですね。
これは現在、世の中の多くの人がモバイルで検索をする方が多くなったことに関係してます。

よくわからないけど、要はスマホで見てる内容をGoogleも見て評価するってことですよね?
それとそのレスポンシブっていうのはどう関係するんですか?

従来PCでユーザー向けにコンテンツを作るサイトが多く、モバイル向けのページはサブ扱いとされることが多く、PCのページには記載されている情報などがモバイルでは省略されてしまっている事が多くあります。
まあ、端末のサイズも違うのでデザイン的にという場合もあります。

モバイル向けページの方が情報量が少ないため、MFIが適用されてしまうとこれまでPC向けページで得られていた評価に影響が出る可能性があります。


え、じゃあ私のサイトもMFIになると評価が下がってしまうかもしれないんですか?

いえ、そうならないようにGoogle側で一斉にはMFI対応をしないようにしています。但し、今後は全てのサイトがMFI対応となるようになっていきます。
そこで、レスポンシブウェブデザインが最近は主流の対応の一つとなっています。

レスポンシブウェブデザインというのは簡単にいうと、今のようにPC向けとモバイル向けを別のURLにすることなく、同じURLで同じ情報をPCでもモバイルでも表示する物です。(※同じではない場合もある)
そのため、PCとモバイルに相違がないため、MFIに移行したとしても評価に影響することはない(少ない)ということです。

え、じゃあ私もレスポンシブに切り替えようかちゃんと考えてみようかしら
モバイル向けのコンテンツに関しては、Googleはレスポンシブウェブデザインを推奨はしていますが、SEO的にサブドメイン方式やサブディレクトリ方式がだめだと言ったり、評価を低くするという事は言ってません。
モバイル向けコンテンツにしっかりとした情報が記載されていれば、私も無理にレスポンシブウェブデザイン対応する必要はないとは思います。ただやっぱりURLも統一されるので色々と管理も含めると楽にはなるのは確かなんですよねー。
※モバイルコンテンツの対応方式のおさらい
1.レスポンシブウェブデザイン
一つのURLでどのデバイスに対しても対応出来るように表示を変える方式
参考: https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/responsive-design?hl=ja
2.サブドメイン方式/サブディレクトリ方式
PC向けページとモバイル向けページを別のURLで表示させる方式
サブドメイン…PC:”example.com” モバイル:”m.example.com”, “sp.example.com”
サブディレクトリ… PC:”example.com” モバイル: “example.com/m/”, “example.com/sp/”
参考: https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/separate-urls?hl=ja
MFIの通知について
さて、実際にMFIが適用されたら、GoogleからおめーらのサイトMFIなったからなと通知が来ます。
新旧ver.それぞれでのMFIの通知画面を確認してみましょう!
旧ver.のサーチコンソールへの通知画面

新ver.のサーチコンソールへの通知画面


まとめ
とまあこんな感じで新旧ともにMFIの通知が来ますので、同様の通知や表示来てたけどなんか分からないから放置してたという人がもしいれば(いないと思うけど)、それはMFI対応されましたよって事です。
まずはそもそもの「モバイル ファースト インデックス」とはどういうことなのかの理解と、モバイルフレンドリーなサイトを構築する方法についての理解、そして自サイトがどういった構成になっているのかを把握しましょう。
サブドメインやサブディレクトリでMFI対応となったからといって、評価が下がるとか慌てるのではなく、まずはサーチコンソールのインデックスカバレッジや検索パフォーマンスを見ながら、影響の有無を判断していけばいいかと思います。
実際、システムや構造的にどうしてもレスポンシブ化の対応が不可能もしくは工数がかかりすぎて難しいという場面も多いですので、そういった場合にはモバイルコンテンツを個別に改修するなど、必要・状況に合わせた対応を図ることが大切です。
コメント